蘇えるマヤ・アステカの色 ~白田良子の世界~ - メキシコ情報サイト「アミーゴWEB」

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蘇えるマヤ・アステカの色 ~白田良子の世界~

メキシコ在住の遺跡修復専門家・古代染色研究家によるタペストリーと編み物の展示会のお知らせ


メキシコ在住の遺跡修復専門家・古代染色研究家によるタペストリーと編み物の
展示会のお知らせ

DM画像
[蝶] テオテイワカン時代のデザイン

‘ Revivir la magia de los colores de México  ’
Yoshiko Shirata

        

「メキシコの古代文明に魅せられて半世紀、ひとりかの地に住み遺跡の保存修復を手がけてきた日本女性が、古に生まれたモチーフに託して現代に蘇らせた色とは?」

・ 会期  2008年12月11日(木)~22日(月)10:00~18:00

12月13日(土)11:30a.m.より会場にて白田良子並びに来賓によるご挨拶があります。

・ 会場  JICA横浜事務所内ギャラリー

〒231-0001 横浜市中区新港2-3-1

馬車道駅(みなとみらい線)4番万国橋出口:ワールドポーターズ方向に徒歩10分

https://www.jica.go.jp/yokohama/office/index.html

・ 主催 白田良子展実行委員会

後援 メキシコ-日本アミーゴ会、JICA横浜国際センター


白田 良子氏 略歴


白田良子
1929年 北海道富良野市生まれ。
1959年 単身メキシコに渡航。

U.F.M(メキシコ女子大)に入学し、臨床分析学と室内装飾学を学ぶ。この間、メキシコの民芸品に興味と深い関心を持つ。1965年に卒業。

      
1965年 国立人類学歴史研究所(I.N.A.H.)の正規職員に採用され、主にメキシコ州及び周辺の数多くの遺跡や16世紀から18世紀までの古い教会の修復に携わる。

修復の仕事を通して、古代の色に関心を持ち、研究を始める。

1982年 庭や周辺に染色に向く野生の植物が豊富なメキシコ市郊外に居を移し、以後染色の研究と実証に没頭する。
1994年 メキシコの天然染料についての多年の研究を集大成した、「メキシコの染織」(色見本)を出版。

この頃から、染め上げた糸を使ってタペストリーと編み物の製作を始める。1995年以降、メキシコ国内各地の博物館、大学、日本大使館などで12回にわたりそれらの作品の展示会を開催。同時にメキシコ州の民芸館の依頼で地方住民に染色技術を伝える活動を始める。

2006年 40年に亘る国立人類学歴史研究所での優れた業績と多大な貢献に対し、メキシコ政府文部省から褒章を受章。
現在、メキシコの天然染料に関する新著の出版を準備中。
メキシコと日本
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Photo by Takayuki Osumi


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