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1615年のメキシコと日本の歴史についてのページです。
スペイン国王フェリペ三世の答礼使来日
ロペス・デ・レガスピ遠征隊の一員のアンドレス・デ・ウルダネッタ(地理学者でアウグステイヌス会修道士)がセブ島をサン・ペドロ号で出発し太平洋を大圏コースで東航して10月ヌエバ・エスパーニャへの帰還に成功した。
復路発見により東洋とヌエバ・エスパーニャとの間の通商航路が開設されることとなった。
この航路のスペイン商船は莫大な利益の上がる東洋、特に中国からの絹製品ほかの産物を運んだことからナオ・デ・チーナ(又はナーオ・デ・マニラ)の名称が与えられることとなった。
以後太平洋を東航中のガレオン船が1567年の天草寄港を皮切りに時々日本の港に寄港するようになり、これが後日徳川家康にルソンとヌエバ・エスパーニャとの通商の期待を持たせることとなった。